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✨ ASUS ZenFone8 Flip 電源が突然入らなくなった故障修理事例
今回は、ZenFoneのスマートフォン「ZenFone8 Flip」が突然電源が入らなくなってしまった故障事例のご紹介です。
故障の症状と状況
お客様によると、Youtubeを閲覧している最中に画面が急に暗くなり、その後電源が入り切りを繰り返す症状が発生。
最終的には全く電源が入らなくなってしまったとのことです。
スマホ修理本舗に端末をお預かりし、まずは店頭にて充電器を挿して電流を測定したところ、0.1A(アンペア)と一見正常な充電電流が流れている状態でした。
しかし電源は一切入らず、端末が完全に起動しない状態でした。
また、お客様は内部のデータ復旧もご希望されていたため、早急に本格的な修理作業を開始しました。
分解と初期検査
近年のZenFoneシリーズのスマホは、背面側から分解する構造が一般的です。
フレームを傷めないよう丁寧に分解しました。
内部が露出すると、まずバッテリーや電源ボタンなどの起動に必要な主要パーツを簡易的に交換し、再度起動を試みます。
しかし、何度試しても症状の改善は見られませんでした。
原因は基板にあり
電源が入らない原因はパーツ不良ではなく、基板(マザーボード)にあると判断し、基板を取り出してより詳しい検査を行います。
抵抗値やダイオード検査、リークテストを実施した結果、CPU周辺の異常を検知しました。
これはCPUのはんだボール部分にクラック(はんだ割れ)が発生していることが主な原因と考えられます。
CPUの剥がしと基板修理準備
基板からCPUチップを取り外し、リボール修理を行うことで修理可能と判断しました。
CPUは非常に繊細なパーツのため、取り外し時には熱を適切に管理しながら、
はんだボールの隙間に充填されているアンダーフィル(接着剤のような樹脂)を慎重にカットし、破損させずに剥がします。
無事CPUを基板から取り外すことに成功しました。
基板とCPUのクリーニング、補修作業
取り外したCPUと基板には、古いはんだやアンダーフィルが残っているため、これらを丁寧に清掃します。
また、基板表面のレジスト(緑色の絶縁層)が剥がれている箇所が見つかり、基板にダメージが広がらないよう手作業で補修を行いました。
これにより、再はんだ付けの際に余分なはんだが流れるのを防ぎます。
その後、CPUに新たなはんだボールを取り付けるリボール処理を実施。
これで再実装の準備が整いました。
CPUの再実装と修理完了
リボール後のCPUを基板に正確に載せ、適切な温度で再はんだ付けを行います。
ずれや接触不良がないよう細心の注意を払いながら基板に実装しました。
これにて基板修理は完了です。
修理後の動作確認と結果
修理した基板を本体に組み戻し、電源を投入して動作確認を行ったところ、無事に画面表示が復活。
内部のデータも問題なく残っていることを確認しました。
なお、充電時のアンペア数が低く表示されることがありますが、これはバッテリーが満充電付近で電流が制限されているための正常な動作です。
今回の修理まとめ
今回のZenFone8 Flipの電源が入らなくなった原因は、CPUのはんだボールのクラック(はんだ割れ)による基板不良でした。
近年のスマートフォンではこのような基板のはんだ割れトラブルが非常に多く、様々なメーカー・機種で発生しています。
スマホ修理本舗ではパーツ交換だけでなく、こうした基板修理も対応可能です。
水没や複雑な基板故障でお困りの際は、ぜひ一度ご相談ください。
ASUS ZenFone8 Flipの修理なら当店におまかせ!
スマホ修理本舗では、ASUS ZenFone8 Flipを含むZenFone端末の画面修理などにも対応しています。
✅ 高品質のパーツを使用
✅ 迅速・丁寧な修理
✅ 画面以外の故障にも対応
お近くにお越しの際はぜひ、スマホ修理本舗池袋店・スマホ修理本舗新宿店にお立ち寄りください!
最後の告知‼
★ 症状 ASUS ZenFone8 Flip突然死、電源が入らない
★ 修理方法 基板修理
★ 修理時間 1~3日
★ 修理料金 ZenFone修理料金表
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