こんにちは!スマホ修理本舗 池袋店です!
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✨ iPhone11 基板故障による電源不良修理
今回は、iPhone11が突然電源が入らなくなったという症状でご依頼いただいた修理事例をご紹介いたします。
検査の結果、基板上のCPU周辺に異常があることが判明し、リボール作業によって無事修復することができました。
故障の症状とご依頼内容
お客様からは以下のような症状でご相談をいただきました:
ある日突然、iPhoneの電源が入らなくなった
強制再起動や充電をしても反応がない
Apple Storeでは「本体交換のみ」と案内されたが、データを残したまま修理したい
こうしたケースでは、まずバッテリーや画面、充電ポートなどパーツ不良の可能性を探りますが、
今回は基板そのものに不具合があると判断し、詳細な検査とCPUのリボール作業に取り掛かりました。
初期診断と基板検査
端末を分解し、まずは電流計を用いて通電状況をチェックしたところ、
微弱な電流が一定時間流れては止まるという不安定な挙動が確認されました。
さらに基板を顕微鏡で詳しく観察しながら、
電源ICや各種コンデンサ、CPU周辺の抵抗・リークなどを計測した結果、CPU付近のはんだ割れの可能性が高いと判断しました。
CPUの取り外し作業
iPhoneの基板修理の中でもCPUのリボール作業は最も難易度が高い部類に入ります。
なぜなら、CPUチップは非常に熱や衝撃に弱く、破損させてしまうと復旧が不可能になるためです。
慎重に温度を管理しつつ、基板裏面からヒートガンで加熱し、アンダーフィル(接着剤)をカットしながらゆっくりとCPUを取り外します。
今回は破損もなく、無事CPUを取り外すことができました。
基板・CPUのクリーニングと補修
CPUを外したあとは、以下の処理を丁寧に行います:
基板側の古いはんだの除去と清掃
チップ側の残留アンダーフィル除去
基板のレジスト剥がれ部分の補修(保護コーティング)
これらの作業は、再実装時にはんだブリッジ(短絡)や接触不良を防ぐために重要な工程です。
リボールと再実装作業
清掃と補修が完了したら、CPUチップに新しいはんだボールを再配置(リボール)し、再び基板に実装していきます。
温度プロファイルに従い、正確な位置にズレなく取り付ける必要があるため、顕微鏡下で一つ一つ確認しながら慎重に作業を進めます。
修理完了と動作確認
再実装が完了したCPU基板をiPhone本体に戻し、電源を投入してみると…
無事、リンゴマークが表示され起動!
その後、パスコード入力、ホーム画面の表示、タッチ操作、カメラ、Wi-Fiなどの基本機能もすべて正常であることを確認。
さらに、お客様のご希望である内部データも完全に残っている状態でのお渡しが可能となりました。
郵送修理も全国対応!
当店では、今回のような基板故障にも郵送でのデータ復旧修理が可能です。
📦 郵送修理の流れ
1.お問い合わせフォームから事前相談
2.郵送修理お申込フォームからお申し込み
3.梱包キット(無料)をご希望の方へ発送
4.端末を発送(追跡可能な配送方法推奨)
5.到着後すぐに診断・見積 → 修理(通常1~3営業日)
6.修理完了後にご返送(銀行振込・代引き可)
💡 データは初期化せずそのまま
💡 ご希望に応じて、修理前後の報告・写真も対応可
💡 全国どこからでも受付可能!
修理まとめ
今回のiPhone11修理は、
NAND周辺の回路不良によるリンゴループ症状
ロジックボード2層分離・IC交換による高度修復
データそのまま復旧に成功
郵送修理にも全国対応可能
という内容で、大切なデータを守りながら安全に復旧することができました。
iPhoneの基板故障・起動不良でお困りなら
「本体交換しか無理」「データはあきらめてください」と言われた方でも、まだ希望はあります。
当店では、以下のようなケースにも対応しています:
✅ iPhone X ~ 14シリーズの基板修理・データ復旧
✅ リンゴループ・水没・再起動を繰り返す
✅ 他店で断られた端末でもOK
✅ データ最優先・初期化せずに復旧
以下の写真は過去修理実績の一部です。
★ 修理料金 iPhone修理料金表
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